知っているふりをしてしまう
2021-07-15
Q. わからないことがあると知っているふりをしてしまうのですが、変えられますか。
A. つい知ったふりをしてしまうのは習慣や癖みたいなもの。
その出来上がった思考の反射的な反応を変えていくには、訓練が少し必要。
目標としては
「知っているふりをしない」(否定文)ではなく、
「知らないことは素直に聞く。すぐ聞く。」(肯定文)で考える。
知っているふりをすることで得をすると思い込んでいるので反射的にそうしてしまう。
まず、どっちが良い結果が得られるか、頭に納得させておく。
- 「それ理解できてないんです教えてください」を言えるだけで
どれだけ好印象か。 - 知っている前提で話が進むと、後でどれだけ困るか。
理屈は納得できたら、イメージトレーニング。
その場で「教えてください」を言い、相手が喜んで説明してくれる風景を想像する。
反射的に知っているふりをしてしまう思考回路を弱める。
「教えてください」が言える思考回路を作っていく。
「教えてください」が言えて、教えてもらえたら、さらに、
自分が理解した内容を、
「ということは、こういう場合はこうなるんですか?」
のような質問をするのもよい。
相手もあなたが理解していることが確認できると安心できる。
教えてもらって、理解して、理解を確認するパターンが出来上がると、
もう知ったふりはしなくなる。
「知らないことは素直に聞く。すぐ聞く。理解を再確認する。」