『妄想代理人』(もうそうだいりにん、Paranoia Agent)は、マッドハウス製作の今敏によるテレビアニメ作品。全13話構成で2004年2月2日からWOWOWにてスクランブル放送された。今が初めて手掛けたテレビアニメ作品である。
ストーリー
疲れた現代社会を癒す人気マスコットキャラクター「マロミ」をデザインした鷺月子は心の闇を持っていた。そして、月子に感化された人々が次々に通り魔少年バットに襲われ、市井の人々を恐怖へと陥れていく。しかし、幾人も被害者が出て、多くの目撃者がいるにもかかわらず、少年バットは一向に捕まりそうになかった。
少年バット事件を担当する刑事の猪狩慶一と馬庭光弘は、捜査を進める中で、被害者の持つ『不思議な共通項』に辿り着く。