今回は「前倒し効果」について
お話していこうと思います。
ある上司が、部下に対して
「この仕事を今月の２５日までに提出して欲しい」
と指示したとします。
スケジュール的に
厳しいと感じた部下は、
「月末までの納期にして欲しい」
と上司に交渉し、了解されました。
この時、
「月末までに出てくればいいか」
と思っている上司に、
この部下が、
３日間前倒しして２７日に提出したら、
上司はどんな印象を持つでしょうか？
大抵の場合は「早い」と思うはずです。
よくよく考えると
もともとは２５日までに
やって欲しかった仕事なんですけどね(笑)
ですが、２５日よりも
遅くなっているにも関わらず
この部下には
「仕事が早かった」
という印象が残り、評価されます。
これこそが、
「前倒し効果」なのです。
そして、出世していく人ほど、
この「前倒し効果」を
うまく使いこなしている方が
多い気がします。
となると、
「どうすれば前倒し力が身に付けれられるんだろう？」
と思いますよね。
実はこれ、
結構簡単に出来てしまいます。
それは、
納期日ではなく
「提出日」を管理すれば良いのです。
世の中のあるとあらゆる仕事には
必ず納期がありますよね。
僕の場合、納期を聞いたら
自分の中で提出日を決めて
納期は忘れてしまいます。
提出日を決めたら、
納期ではなく提出日に
間に合うように作業するだけです。
そうすれば
自然と前倒しになります。
といっても、
納期を忘れることができないと、
「じっさいにはまだ時間があるから・・・」
と、心のどこかで
自分に甘い部分が出てきてしまいます。
この甘さに打ち勝たなければ、
「仕事が早い」という評価を
受けることが出来きなくなって
しまいますので、注意してくださいね^^;
前倒しして、
提出物が一定の品質を保てていれば
驚くほど評価してもらえます。
こういったちょっとした工夫で
上からの評価というのは
圧倒的に変わってくるので
すこし意識してみて下さい。