購入してしばらく使用した以下の2製品について書く。
なぜこの2つ?
SE-MS5T-S を5年前に5000円ぐらいで購入したので、同価格帯だと思って比較対象に6000円ぐらいの ATH-AVC500 を選んだのだが、
SE-MS5T-S は売価が12000円に上がっていた。
同価格帯の比較ではなくなってしまった。
それで?違うの?
違った。
SE-MS5T-S をずっと使っていたので、これに慣れていたのだけど、実は今の売価のとおり、とてもいいものだったのかもしれない。
ATH-AVC500 は低音が出る。SE-MS5T-S に慣れていると、むしろ低音が出すぎでうるさく感じる、解像度も低い。
SE-MS5T-S はきれいなクリアな音がする。低音がボコボコモワモワしない。低音が出ないというコメントがあるが、無駄に低音を強調していないだけだと思う。
ATH-AVC500 は録音を再生してるなという感じ。SE-MS5T-S は生音に近づく感じ。
クラシックやジャズ、歌を聴くなら SE-MS5T-S。
EDMなどを低音多めで聞きたかったら ATH-AVC500。
個人的に SE-MS5T-S の音のほうが好きで ATH-AVC500 を悪く言っているみたいだけど、ぞれぞれ今の売価に見合った性能のように思う。
装着感など
装着感はどちらも良いほう。
長時間使っていても耳が痛くなったりしない。
というわけで
私は、SE-MS5T-S は音楽用、ATH-AVC500 は動画や音声用として使っている。
ついでに 1000円ぐらいのヘッドホンはどうなの?
昔もうちょっと安かった気がするのだけど、こちらも持っていて、
audio-technica STREET MONITORING ポータブルオンイヤーヘッドホン ホワイト ATH-S100 (現在 1800円ぐらい)
SE-MS5T-S と比較すると、ラジカセとスピーカーぐらい違う。
ラジカセっぽいというのは、音がプラスチックっぽいというか、明らかに値段なりの違いがある。
やっぱり SE-MS5T-S は素晴らしいなと思いました。
となると、SE-MS5T-S 以上の音が欲しいなと思ったら3万円ぐらい出す必要があるかもしれない。。。
再生機器の影響もある
スマホやタブレット、PCのイヤホンジャック経由だとあまり差を感じない場合もある。
音源がそれほど良くない場合は、ヘッドホンにこだわっても性能が100%発揮されないこともあり、安いので十分かもしれない。
オーディオ用機器、ヘッドホン用アンプなど再生能力の高い機器からの音だと違いが分かりやすく出てくる。