重要なことは報告するけど
「どうでもいいこと」まで
報告しないという人がいます。
報告を受ける側からすると、
実はどうでもいいようなことが
一番大切なのです。
例えば
接客業で言うと
常連さんの何気ないやりとりの中の
「○○さんが誕生日だと
言っていたような、言っていなかったような…」
ぐらいの感じです。
この些細なやりとりが
実は必要なんです^^
「お客様から、こんなクレームが来ています」
という報告は重要であることは
間違いないのですが、
ほうっておいても
伝わる話です。
でもフワフワとしたやりとりが
意外に重要だったりします。
松下電器、現パナソニックの創業者である
松下幸之助さんの言葉に
「お客様の小言は神の声と思って
何ごとも喜んで受け入れよ。」
とあるように
ビジネスをやる以上
こういった情報は大切にしなければなりません。
「別にこれは報告しなくても大丈夫だろう」
というレベルの情報が
実は大切な情報なのです。
例えば、
戦場でいつも鳥が鳴いているのに
鳥がいないということがあります。
近くに敵が大勢いるから
鳥が逃げているのです。
「いつもはここにもっと鳥がいるのに
今日は鳥がいませんね」
という気付きも報告しておくことです。
敵が来たら報告するのは
当たり前です。
「今日はいつも鳴いている鳥が
いませんね」
という報告をすることによって
これは何かが起こっている
いつもと違うということが
優れた上官にはすぐに分かります。
ダメな上官は、
「そんな鳥のことなんてほおっておけ!
そんなことより敵はどうなっているんだ」
と言います。
アニメでいうと
言い方は悪いですが
大体、マヌケな顔をした上官です。
「今日は鳥が鳴きませんね」
という門番の話を聞いて
ハッと瞬時に気付けるのが優秀な上官です。
こういう話は
戦争映画やドラマでも良く見かけるはずです。
仕事の現場でも同じです。
どうでも良いような話に
気が付くことが
ビジネスを成功させる上で重要なんです^^