「百聞は一見にしかず」には続きの裏話が…

春の引っ越しシーズンに向けて、僕の家の近所では、
新しいマンションやアパートの建設が
急ピッチで進められています。

とある建設中のアパートに
「満員御礼」と大きなのぼり旗が掲げられていました。

外壁はオシャレで、
いかにも若い人たちが好みそうな物件です。

しかし、そのアパートの真裏には
線路が走っていて、
踏切もアパートの真横にあります。

朝から晩まで
「カンカンカンッ」と
大きな音が鳴り響いている場所です。

おそらく、その物件に住んだ人は、
その騒音に後悔することが予想されます。

ひとり暮らしの経験がないと、
下見のときにそこまで目は行き届きませんし、
不動産の方も、物件のデメリットは
入居者には伝えてくれません。

家に関しては、
実際に住んでみないと分からないことが多いですし、
「百聞は一見にしかず」とは言いますが、
ただ見るだけでは分からないことがほとんどなんですよね。

実は、
「百聞は一見にしかず」ということわざには続きがあります。

・百聞は一見にしかず
(いくら人から聞いても、自分で見なければ本当のことはわからない)

の次には、

・百見は一考にしかず
(いくらたくさん見ても、考えなければ前に進まない)

・百考は一行にしかず
(どんなに考えても〓行動〓を起こさなければ前には進まない)

・百行は一果にしかず
(行動だけでなく、成果を残してこそ意義がある)

という続きの言葉があるんです^^

つまり、

聞くよりも見ること、
見るよりも考えること、
考えるよりも行動すること、
行動してを(継続して)成果を出すことが大切という教えです。

聞いたことを話す人は、物知りですが、
それだけでは、うんちく止まり。

見たことを話す人は、自分の言葉で語れず。

考え方ことを話す人は、
自分の言葉で話せても、裏打ちがない。

行動したことを話す人は、
体験談としては、面白いですが、
相手を動かすことが難しい。

成果を残した人は、語らずとも、
相手の心に火をともすことができます。

一例ですが、成果は、
言葉で語るよりも伝えられるものが大きいですね。

それが、良い成果でも、悪い成果でも、
成果が出るまで”続けること”が、
最も大切なことなんです^^

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