桃太郎の話が、何かおかしいなと思って気になってたのですが、
いぬとさるときじがきびだんごごときで
命をかけて鬼と戦うのが意味が分からない、
きっと頭がおかしい と思ってました。
ちっともいい話じゃない。
でもふと思い当りまして、
きっとあの話はいろいろ省略されていて、
きびだんごは求人広告的なきっかけにすぎなくて、
桃太郎はきびだんごを渡すときに、
なぜ自分は鬼が島に行くのか、
なぜ鬼退治に行くのかを説明したんじゃないかと思うんですね。
いぬとさるときじは、それはすばらしい考えだと共感したから
ついて行ったんだろうと。
それならいい話だなと思い直しました。
「なぜ」のところに納得できた人は強い。
ということで、
桃太郎は、きっときびだんごじゃなくて
鬼退治事業の理念をいぬとさるときじに伝えて、
事業を成功させたんじゃないかな。