【Linux】 make install とは

パッケージとは何か。

● make install 結果の記録としてのパッケージ

UNIX系のシステムを利用している方々で,
ソースコードからコンパイルして,
make install でソフトウェアをインストールしている人は多く居ると思います。
make installを行わないと動作しないプログラムなどがありますが,
そうでないプログラムでも,make installを行うと,コンパイルしたプログラムが,
パスを指定しなくても実行できるようになるというメリットがあります。

このように便利(というかむしろ常識)な make installですが,欠点もあります.ここではその デメリットを列記してみます。

* ソースをインストールする上に,コンパイルまでする(非力なマシンが複数ある時には嫌である.あまり大きな物はコンパイルしたくない.)
* ソースがどっかにいったら,ソフトのバージョンが不明になってしまう場合がある
* 一般的にuninstallする方法が存在しない(make uninstallというものがある場合もあるが,実装が面倒で難しい.ソースが無くなるとどうしようもない.)

● make installの目標

ここで,少しmake installの目的について考えます。
make installは,一般的な動作として,
プログラムを/usr/bin に,
ライブラリを/usr/libに,
インクルードファイルを /usr/include,
説明書を/usr/share/doc/にコピーします。
これがインストールの動作と一般的にいわれているものです。
これには,プログラムのソースファイルから生成されたファイルを OS上の既知の場所に再配置し,
ユーザが利用しやすくする,という意味があります。

例えば,/usr/binにプログラムを おくと,PATHに含まれているため,
プログラムの名前だけを指定するとプログラムが実行できるようになります。

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