ナガイモは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属に属するヤマイモの一種。
各種の消化酵素を含むことから、唯一生食できるイモとして、古くから消化促進・滋養強壮に良いとして食されてきました。
ニンニクにインフルエンザ予防の効果があるのは、以前から知られていたけど、
長芋にもインフルエンザ予防の効果があります。
抗インフルエンザウイルス活性の本体は,Dioscorin A様貯蔵タンパク質。
感染を抑えるには(10,000個のウイルスの感染を阻害するには)、計算上15 mgのタンパク質を必要とします。ナガイモ抽出液のタンパク質濃度は約20 mg/mlであることから、1 mlのナガイモ抽出液で感染抑制が期待できることになります。
なお、タンパク質なので、熱によって機能を失ってしまうそうです。
なので、インフルエンザ予防の効果を期待するならば、
すりおろしてとろろにして食べるなど、
少量でいいのでそのまま生で食べるのがよさそうです。
参考
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8705_daigakuhatsu.pdf