湯沸かし目的で電子レンジを使うと、
ガスや電気ポットと比較して、光熱費が高くつきます。
カップ1杯、200ml程度を沸騰させるとき、
かかる光熱費は以下のようになります。
ガス … 約0.5円
電子レンジ … 約1.5円
電気ポット … 約0.5円
ガスや電気ポットなど素直に発熱する器具でお湯を沸かすのが正解です。
それぞれの特徴や注意点
お湯が沸騰して100度に達したら、
それ以降の加熱は水が蒸発していくだけで意味がありません。
ガスでお湯を沸かす場合は、沸騰したらすぐ火を止めるよう気を付けましょう。
お湯が沸いたら自動的に止まる電気ポットは、その点では無駄がないです。
電子レンジと電気ポットは発熱の仕組みが全く違います。
比較するなら、電気かガスか?というより、電子レンジかそれ以外か?という感じです。
電気ポットとガスのどちらが安いかは、
地域ごとの電気代、ガス代によって異なります。
電子レンジが有利な場合
電子レンジは、食品中の水分を直接加熱するので、
茹でたり蒸したりする場合には電子レンジのほうが効率が良い場合が考えられます。
茹でる場合は、ガスコンロなら食品以外に大量のお湯を沸かす必要があります。
蒸す場合にも、ガスコンロなら食品以外の部分の加熱にエネルギーが必要となります。
調理器具は、目的に応じて適した方法を使い分けたいですね。