「前倒し」の影響力

今日は「前倒し力」という言葉をテーマに
お話ししていこうかと思います。

出世していく人間というのは、
この「前倒し力」
が他の人間よりも優れています。

「前倒し力」とは、
今までよりも早く行動を起こしたり、
締め切りより早く仕事を仕上げたりする力のことです。

この前倒し力が、
あるか、ないか、
によって上からの評価は格段に変わってきます。

例えば、
「10日間の作業日数で
 今月の25日までに提出して欲しい」

と指示された仕事があったとします。

そのスケジュールだと
厳しいと感じた部下は、

「月末までの納期にして欲しい」
と上司に交渉し、了解されました。

この時点で上司は
30日までに出してくるものと予想します。

この状況下で
2日間前倒しして28日に提出すれば
上司は、「早い」という印象を持ちます。

けれど、よく考えると
もともとは25日までにやって欲しかった仕事です。

それよりも遅くなっているにも関わらず
「早かった」という印象が残ります。

このように
納期の前倒し効果が
相手に与える影響は大きいものなのです。

【前倒しをしてくる部下を上司は評価する】

上司からしてみれば

「もうそろそろ納期だけど
 アイツ大丈夫かな?」

と感じる前に提出されるのですから
心配がいりません。

また、ギリギリになっても
提出される雰囲気がなければ

「間に合うんだろうな?」

と念押しする必要があります、
それもいりません。

さらに遅れて
対処に追われることもありません。

こうして
いつも前倒ししてくる部下は、
“全体的に仕事が早い”
という印象を持たれ、評価されます。

では、どうすれば
前倒し力が身に付けれられるのか?

実はこれ、
結構簡単に出来てしまいます。

それは、
納期日ではなく
“提出日”を管理すれば良いのです。

世の中のあるとあらゆる仕事には
必ず納期があります。

私の場合、納期を聞いたら
自分の中で提出日を決めて
納期は忘れてしまいます。

自分の提出日を決めたら
あとは提出日に間に合うように
作業するだけです。

そうすれば
自然と前倒しになります。

前倒しして、
提出物が一定の品質を保てていれば
驚くほど評価してもらえます。

こういったちょっとした工夫で
上からの評価というのは
圧倒的に変わってくるので
すこし意識してみて下さいね^^

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