世の中には、
1.教えてくれること
2.教えてくれないこと
の2種類があります。
誰かが教えてくれること
誰も教えてくれないことの
2通りを学んでいくのです。
子供の頃は、
学校で先生が教えてくれることを
一つひとつ学んでいきました。
けれど、大人になると
“誰も教えてくれないこと”を
学んでいきます。
大切なのは、大人の学びです。
勉強を知性に成長させていくのです。
教えてくれることを暗記していくのは
続かない勉強です。
教えてくれることを学び、憶え、
理解する子供から大人になっていくのです。
だから大人は
教えてくれないことを学んでいきます。
「そんなことは誰も教えてくれなかった」
という言い訳は通用しません。
それを勉強するのが大人だからです。
「なぜこれを知らないの?」
「なぜこれが分からないの?」
と指摘されて
「教えてもらっていません」
というのは、子供の言い訳です。
「教えてくれない」は
言い訳にならないのです。
教えてくれないことは
自分で考えます。
学校の勉強ができれば
大人になっても勉強ができて
成功者になれるとは限らないのです。
教えてもらうことを得意なあまり
どんなことも教えてもらえるという
思い込みをしてしまうのです。
これは、あまりにも受け身な姿勢です。
僕が子供の頃、
「そんなこと教えてもらってない」
と親に文句を言うと、
「だったら自分で考えなさい」
と叱られました。
何でも教えてもらえるわけでは
ないのです。
世の中には
教えてくれないことの方が多いのです。