今日は、僕自身がガツンと頭を打たれたような
衝撃的な思想についてお話します。
もしかしたら、
これがお金持ちになれない足かせになっている
もっとも大きな根底なのかもしれません。。。
【心の安定】
これは近年の日本では、目指すべき一つの方向として
誰も疑うことがなく考えていると思います。
それもそのはず
最近の精神医学や心理学は
安心、安定、安堵感をもたらすことが
何にも増して良いことだとしているようです。
心配は害を及ぼし、心配があることを
異常だとするということです。
さらに瞑想やヨガなど一般浸透してきていますが
「今ここ」よりもさらに静寂に踏み込み
完璧な安堵感がその先にあるかのように説きます。
僕自身、
幸せと心の安定はイコールだと思っていました。
不思議なもので
安定を求め始めると「もっと安定が欲しい」と考えるようになります。
お金とどうよう、あってもあっても
もっと欲しいと思うのと一緒です。
しかし、安定を求めれば求めるほど
嫌だと感じるものがあります。
それが「リスク」です。
しかし、「リスク」をとらなければ「リターン」は有り得ません。
起業も、副業も、投資も
自分のお金を賭けるからこそ
普通では得られないお金を稼ぐことができるわけです。
「リスク」を取らなくなれば
成長は止まります。
この「安定」こそ目指す道という思想は
想像よりも危険です。
例えば、近年の日本を見ていて
恋愛しない・結婚しない・車(物)を買わない、、、
すべて
リスクを取らないことで「現状の安定」を手に入れているように
感じることのような気がします
静寂の先に何があるでしょう?
「悟り?」
それを求めるのであれば出家でもすればいいでしょう。
「安定」という魔物は
「安定していなければいけない」という恐怖心となって
私たちを襲います。
そうなってしまっては
【私たちはリスクをとる行動ができません】
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心配することは病気ではなく健康の証である。
心配なことがないなら、十分なリスクを取っていないということだ。
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ちなみに
このお話は「マネーの公理」という本に詳しく書かれているので
興味がある人は読んでみてください
※公理:他の命題の前提とする根本命題
マネーの公理はスイス人がどうしてお金持ちになれたか?
というスイスの謎を解き明かす投機の公理本です。
金融を語る上でスイスはとても重要な歴史があります。
アメリカメイン州の半分ほどの大きさにすぎない岩だらけの場所で
海にも面しておらず、鉱物はとれなく、農業には適さない天候で
欧州の歴史での戦争でも、どの国もこの土地を欲しいと思わなかった
スイスは金融業によって今の地位を確立しました。
2018年の一人当たりGDPは世界2位(1位はルクセンブルク、3位はマカオ、
アメリカは9位、日本は26位)
そんな彼らに流れる、お金を得る思想とは
リスクをとることを普通にすること。
まさに、現代の思想の流れと逆行していますが
それこをが成功への道だったのです。
人の行く裏に道あり花の山
投資の格言です。
人と同じことをしていては儲からない。
では人と違う道とは何か?
それが、リスクを取り続け
【心配があることが普通である】と
自分をカスタムすることです。
これは僕自身改めて
刻みたい思想です