宇宙船のクマ

「地球は青かった」という名言を皆さんご存知かと思いますが、
いつ、どこで、誰が発した言葉なのかちょっと曖昧…
という人も多いかもしれません
(例えば、初の月面着陸を達成した人のコトバではありません!)。

1961年4月12日に世界初の有人宇宙衛星船・ソ連のボストーク1号が
打ち上げに成功しました。
その時搭乗したユーリイ・ガガーリン少佐が、
宇宙から地球を見た時の感想を「地球は青かった」と表現したのです。
一躍流行語として世界中に広まりました。
これにちなみ、4月12日は「世界宇宙飛行の日」とされています。

このガガーリンはボストーク1号の打ち上げから7年後、
不慮の墜落事故により34歳という若さで亡くなりますが、
彼の功績は後継者たちに引き継がれていくことになります。

その一つであり、ちょっと変わったところで言うと、
「宇宙船のクマ」が挙げられます。
ロケットエンジンが加速を止めて慣性と重力によって宇宙船が進むようになると、
船内は無重力状態になりますが、それが一目でわかるようにと
ガガーリンがクマの人形を操縦室にぶら下げたそう。
以降、この伝統が引き継がれ、
21世紀の今日でも続いているのです。

2016年に国際宇宙ステーションに長期滞在した大西卓哉さんが、
ロシアの宇宙船、ソユーズで飛び立った際にも、
お嬢さんがプレゼントしたという「リラックマ」が同乗。
「無重力で気持ち良さそうにプカプカ浮いているのを見て、ずいぶん癒された」と語っています。

大きなミッションを行う人たちが持っている、ポジティブで前向きな遊び心。
こんな粋なバランス感覚にも、人々を魅了する偉人たるゆえんがあるのかもしれませんね。

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