無償版 G Suite サービス終了(2022年7月1日)

無償版 G Suite がサービス終了となります。

長い間無料でお世話になりましたが、移行を考えねばなりません。

無償版 GSuite からの移行先は、難しい移転の手間を省いて今まで通り使えることを優先すれば Google Workspace(有償 月額680円)になります。

ユーザーが3人いれば3人分の1800円です。今まで0円だったのに痛いところ。

また、地味にありがたかったのが「キャッチオール」ができていたこと。たいていのレンタルサーバーのメールサービスはキャッチオールさせてくれません。

引き続き格安で似た環境を利用し続けられないかということで、Zoho (ゾーホー)のメールサービスの無料プラン に移行してみます。

Zoho Mail の無料プランとは

さっそく仕様の確認。

最大5ユーザー、5GB/ユーザー と、無償版 G Suite より小規模になりますが、現在これに収まる使い方をしているなら問題ないでしょう。

これもいつか無償版 G Suite と同じ道をたどって有料化される可能性はありますが、それはまたその時です。はっきり「永久に」と書いてあるので当面は大丈夫ではないかと思います。

無料プランではPOP、IMAPができないので、Thumderbirdなどのメールソフト、スマホのメールアプリなどからメールを送受信することはできないようです。

キャッチオールアドレスは作れます。(2022年1月確認)

Zoho 無料登録

名前、メールアドレス、パスワードで、とても簡単。

この後メールアドレスの確認として認証コードが送られてくるので、受信して確認、認証コードを入力して完了。

メールが利用できるまでの手順

■ ドメインの追加(example.com などドメイン名を入力するだけ)

■ ドメインの認証(よくあるDNSでtxtレコードを登録するタイプ。cnameタイプ、ファイル認証もあり。)

■ 1人目のユーザーの作成(管理者になる)

※ info@ などのメールアドレスにしたいときは、1人目のユーザーの作成の時に初期値に氏名などが入っているので、ちゃんと info@ と入力しないと、修正がちょっと手間。ご注意を。

■ 画面下の「グループの設定→」で進む。グループやMLがなければ次へ。

■ 画面下の「DNSの関連付け→」で進む。MXレコードの設定、SPFの設定、DKIMの設定ができる。独自ドメインのGmailからメールを移行するつもりなら、まだMXレコードは変更しないでスキップ。スキップ。スキップ。(関係なさそうな気がするがMXレコードを変更すると移行メールの受信が止まるので移行が終わるまではGmailに向けておくのがよさそう)

■ メールの移行。プロトコル IMAP、Gmailのメールアドレス、パスワードを入力して、メールを取り込ませることができる。過去メールも保存しておきたい場合は移行する。

Google側で「安全性の低いアプリのアクセス」を「許可」する必要がある。エラーでうまくいかないときは設定を確認すること。

移行完了前でも受信トレイに画面を移動すると通常通りWebメールが使える。

移行中はメールが随時増えていく。ラベルも付与した形でちゃんと入ってくる。

Gmailでほぼテキストのメールで1.8GBぐらいあったのを移行したときは、8時間以上かかった。

■ DNS変更

メールが一通り移行されたら「DNSの関連付け」のページにある通り、MXレコードを変更する。

これでメールがzohoのほうに入ってくるようになる。

10 mx.zoho.com
20 mx2.zoho.com
50 mx3.zoho.com

迷惑メールにならないようにSPFレコードも設定。

v=spf1 include:zoho.com ~all

DKIMは使わないならスキップで。

キャッチオールの設定

メールの画面から離れて、「管理画面」>「ドメイン」>ドメインの選択>「詳細設定」>「キャッチオールアドレス」の画面で、キャッチオールしたいメールアドレスを追加する。

以上で、無償版 G Suite さようならです。

  • メールの受信ができる。
  • メールの送信ができる。
  • キャッチオールもできる。
  • メールソフトでの送受信はできない。(Webメールのみ)

メールの振り分け

Gmailでしていたメールの振り分け(自動的にラベル付与)があれば、Zoho側でも手動で同じように設定する。

Gmail側にフィルタのインポートはあるけれど、エクスポートはないのでしかたない。

Googleドライブのファイルはどうすればいいのか

無償版 G Suite を使っていたのなら、もうどうしようもないので、OneDriveや他のクラウドストレージに頑張って引っ越すしかないでしょう。

Windowsのお世話になり続けるならOneDriveは当面は利用し続けられると思います。

Zohoに集約するなら WorkDrive というサービスがあって、無料で5GBまで保存できます。

Microsoftアカウントに無料でついてくるOneDriveも5GBです。

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