WIndows11の無償アップデートが来てますね。
でも古いPCはCPUが対応していないなどの理由でアップデートできないですね。
このPCは現在、Windows11を実行するための最小システム要件を満たしていません
無償アップデートできるPCがうらやましい。
ただ、自己責任でアップデートすることは可能なので、やってみました。
やり方
互換性チェックをスキップさせるために、レジストリを変更する
レジストリエディタを起動(コマンドプロンプトで regedit
)
設定値は以下の通り
項目 | 内容 |
---|---|
キー | HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup |
値の名前 | AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU |
型 | REG_DWORD(DWORD 32ビット)型 |
値の内容 | 1 |
Windows 11のISOファイルをダウンロードする
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
ISOイメージをダウンロード → ダブルクリック → 中の setup.exe を実行
あとは画面の指示に従う。
以上のような手順で、
待ち時間は長いものの、そんなに難しいことをしなくても、第7世代Core i3 のPCでWinodows11にアップグレードできました。
WindowsUpdateの画面でアップグレードしても、結局4,5GBぐらいの通信は発生するので、ISOをあらかじめダウンロードする方式のほうがどこでも実行できるし、複数台ある時も効率的です。
なお、ISOに入っていないアップデートなどがあるのか、アップグレード時に500MB程度の通信が追加で発生しました。
その後(インストール直後)
でまあそんなにびっくりすることも起きず、
問題なく使用できる状態になりました。
何事もなく使えます。
その後(1か月後)
1か月ぐらい使用していますが、トラブルも何も起きていません。
そんなに変わったことをしていないから問題ないのか、特定のアプリで問題が発生するのか、細かいことはわかりません。
ブルースクリーンになったり不安定になることもないです。
以下のアプリを使うことがありますが、問題なしです。
- ブラウザ(Chrome、Firefox、Edge)
- IDE(Eclipse、VScode)
- WSL(WSL1、WSL2どちらも)
- コマンドプロンプト、PowerShell、WindowsTerminal
- テキストエディタ(メモ帳、Notepad++、EmEditor)
- VLC、Windowsメディアプレイヤー、AmazonVideo、AmazonMusic
Windows11どうなん?
第6世代Corei5のPCも持ってますが、仕事用なのでこれはチャレンジせずにそのままにしています。
Windows11にしなくても困らない、必要性はないところ。
Windows10でできていたことができなくなることもあり、むしろアップグレードでは困る人が多いのではないかと思います。
- タスクバーが下にしか配置できない。(横には配置できないんです。今は…)
- タスクバーにクイック起動しか置けない。
- ショートカットが変わっている(フォルダの新規作成が Alt+2からCtrl+Shift+Nになってるなど)
その他細かな使い勝手が違うところがあります。
ただ、見た目や使用感はよくなってると思います。悪くないです。