認知行動療法とか面倒なんで、なんか一瞬で行動できる自分になる方法ない?
いい方法あるよ!それが、行動のための最強ツール「5秒ルール」!
5秒ルールの使い方
「5、4、3、2、1」と口に出しているうちに行動をはじめるという方法です。
メル・ロビンスという方がTEDでスピーチをして、大反響になった方法です。
「やる気出ないけど、これやらなきゃ・・」というような時に、「5、・・・」と口に出しはじめてみます。
「5、4、3、2、1」と口に出すだけなら、できるでしょ、と思えると思います。
だいぶ簡単ですよね。
なので、まず「5」からです。
すると、次の「4」が言いたくなってくる、でも、数字を進めると、やらなきゃいけないアレに取り掛からないとダメだ!
でも、まあそれはそれとして「4」と言っちゃうんですよ。
そして、そもそも、この「5、4、・・」と発声すること自体、行動の一つです。
そのため、5秒ルールを言い始めることができたこと自体が、一つの行動を始められた成功体験になります。
5秒ルールが効かない場面
ただし、あまりにも重く長いタスクを5秒ルールではじめることは無理があると言えるでしょう。
例えば半日とか2時間とかかかるような長いタスクを、5秒ルールで無理やり始めてもいいですが、やりきれないということも発生してくると思います。
あるいは、直前にしていたタスクでへとへとに疲れていたり、
頭痛や腹痛などでコンディションが良くなかったりする場合は、5秒ルールで無理やり体に鞭打つのはやめましょう。
生理的に休息や睡眠や入浴や食事、あるいは雑談など心の交流を欲しているときは、生理現象を満足させることを第一目標にしましょう。
そういう時は、5秒ルールですぐ休息を取りましょう。
無理は禁物です。
5秒ルールをより効果的に使うには
さて、長く重いタスクを5秒ルールで実行したい場合。
そういう場合は、5秒ルールで、「タスクを細分化する」ことに着手しましょう。
例えば「あるテーマで3000字の記事を書く」なんてお題があったとします。
普通に考えれば、清書だけで1時間はかかりそうだし、その前にネタ収集が必要そうです。また、同一テーマでWeb上に上位表示されている記事を把握して違う切り口にしたりといった工夫もしたいところです。また、場合によっては友人やSNSでちょっとした取材・インタビュー・ヒアリングをしたいといったことが出てくるかもしれません。関連書籍を読んで体系的な知識を把握する必要もあるかもしれません。
ということで、やるべきことが沢山あるわけですね。
あまりにやることが沢山すぎると、5秒ルールではじめても、やることが整理されていないし、ゴールも全く見えないし、すぐにやる気を失ってしまいがちです。
で、Youtubeなんて見始めたら、スマホゲームを起動してしまったら、もう終わりです。
そこでやるべきは、「タスクを細分化することに着手する」ということです。
例えばフレームワークとしては「調査」「考察」「組み立て」「体験談の挿入」「完成」「さらに推敲して完成度向上」とかですかね。
テーマによって違うと思います。
ざっと、長く重いタスクをやりきるための「中間地点(マイルストーン)」をいくつか作りましょう。
5秒ルールで自分の行動のぜい肉をそぎ落とす
あとは、「あー、今自分無駄なことやってんなー」と気づいたら、「5、4、3、2、1」でやめてしまう、というのも応用として使えます。
本当に人生に必要で楽しいことであればいいと思います。
例えば大好きな友人や恋人とダラダラと飲んだりしゃべったりする時間。
大好きなオンラインゲームをプレイしている時間。
本を読んでいる時間。
それが自分の人生を本当に幸福にしてくれるなら、その時間を削る必要はありません。
でも、なんか惰性でやっていて、終わった後いつも後悔するんだよなーとか、そういう行動を取っている時は、今すぐ5秒ルールを適用すべき瞬間です。
そういう、行動するとき、そしてやめるときの両面で使えるのがこの5秒ルールです。
ぜひ、自分のエネルギーを活用し、周りに対する影響力を加速し、自分の人生の幸福度を向上するために、活用していきましょう!
ではまたね!