「前作の段ボールスピーカー」をとても気に入ってしまい、
2個目突入です。
スピーカーになぜ箱(エンクロージャー)が必要なの?と思われる方は、スピーカーユニット単体を入手して、とりあえずむき出しの状態で音を出してみるとよいです。スカスカの音がします。
なぜ段ボールに取り付けるの?という疑問に対しては、まあやってみたら?というところでしょうか。楽しさとコスパは最高だと思います。
材料
・上のスピーカーユニット(FOSTEX 10cm フルレンジ スピーカーユニット P1000K)
・段ボール箱(スーパーなどで入手)
・平型端子(なくてもいい)
・スピーカーケーブル(既存のがあれば不要)
FOSTEX(フォステクス)は歴史あるスピーカーのメーカーです。
日本の会社です。
段ボールは、ペットボトル2リットル6本入りなど丈夫なのがいいかなと思いますが、硬いのがよいのか柔らかいのがよいのかなど研究すると面白いかもしれません。今回は、スピーカー本体に対してやや小さいかなと思っていますが、シャンプーのボトルが入っていたきれいな箱を見つけたのでこれにしてみます。
平型端子があると、スピーカーユニットとスピーカーケーブルの接続部分がきれいになります。気にしなければ直接ひっかけても直接ハンダ付けでもOKです。
今回のスピーカーP1000Kには、6.3mmの平型端子が使えました。
平型端子はサイズの規格がよくわからないですが、以下の3種類入ったのがあれば、ある程度の範囲で対応可能だと思います。ちまちま買うより安いです。
スピーカーケーブルは、30mは絶対余るんだけど、安いし、余れば工作にも使えるし、Amazonベーシックのは評価も悪くないようなのでこれで。
段ボール箱に穴を開ける
取扱説明書によると94mmの穴をあけろと書いてあります。
円はコンパスで描くとよいです。
コンパスがない場合は、コップ、お椀、ガムテープの巻き芯など、ちょうどいい大きさの円い物があれば当てて形をとるとよいです。
スピーカー端子とスピーカーケーブルをつなぐ
スピーカーケーブルに平型端子オスをつけて、
専用工具は持っていないので、ラジオペンチで挟んでかしめました。
(下の写真ではカバーを取り付け忘れています。気を付けましょう…)
こんな感じで、見た目にきれいだし、つけたり外したりできるのでよいです。
段ボールにスピーカーを取り付ける
落下防止に、今回はネジを使いました。
ただ、段ボールスピーカーにはガムテープでの固定が合っているような気がしています。
段ボールに紙屑を入れる
紙屑なしもありですけど、紙くず入れたほうが音が安定します。
完成
総製作時間60分ぐらいでしょうか。
開けた穴が小さめだったので広げる作業をしていたのと、ねじで止めたり、端子の加工などで時間を使ってしまいました。
穴の大きさをきちんと測って開けていればもっと早かったと思います。
感想
前作使用したパナソニックのよりFOSTEXのほうが解像度や高音は良い気がします。
やっぱり箱が小さかったと思います。大きい箱を使えばもっと響きがよくなりそうな気がします。
前作の大きい箱を使ったほうが低音や全体的な響きはいいです。
聞いてて疲れないのは前と同じで、いい感じです。